塩竈フォトフェスティバル

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三好耕三展「塩竃 浦戸」@亀井邸

亀井邸



塩竃フォトフェスティバル実行委員会の菊田です。きょうは三好耕三さんの展覧会についてご紹介します。

今回、三好さんには、赤松に囲まれた大正時代の邸宅・亀井邸で展示をしていただくことになりました。これが、とてもおもしろい建築なのです。

亀井邸は、亀井商店(現・総合商社カメイ)の初代社長・亀井文平氏が大正13年に建てた自邸で、塩竈港の繁栄と亀井商店の興隆を象徴する貴重な建物。明治時代、皇族や華族階級の大邸宅に用いられた「和洋二館住宅」の様式を踏襲し、伝統的な日本建築と西洋建築を併置して建てられています。当時流行したさまざまな意匠が取り入れられており、細かい部分も見逃せません。たとえば洋館の外壁は、アールヌーボー様式(パリで当時流行していた装飾様式。植物の蔓や枝を思わせる曲線が特色)や、セセッション様式(ウィーン分離派。水平線や垂直の強調や幾何学模様の多用が特色)が採用されていて、また数奇屋建築に見られる丸窓が設置されるなど和洋の様式がみごとに融合しています。

また、内部には、宮城県地方独特の室内装飾である押込箪笥や、いまでは珍しい砂磨りガラス。和室の襖に取り付けられている取手はひとつひとつ手づくりで、「こうもり」がモチーフになっています。こうもりは、日本石油(現・新日本石油)の社章であり、亀井商店が三陸沿岸の日本石油販売代理店であったことと関係しているそうです。ぜひ、邸内で探してみてください。

このような風情ある邸宅を会場に、三好さんが浦戸諸島で撮り下ろした、島で暮らす人々のポートレートが展示されます。独特の叙情性と緊張感の中に、人間の根源的な強さが立ち現れたすばらしい作品です。写真と空間、双方の魅力が出会う場に期待が高まります。歴史ある建築空間で、三好耕三さんの写真と向き合うことができる稀有な機会。来場される際は、できれば少し時間に余裕を持って、ゆっくりと寛ぎながら楽しんでいただけたらと思います。

三好耕三展 「塩竈 浦戸」
日程 2008年3月21日(金)~3月30日(日)
会場 亀井邸(塩竃市宮町5-5、塩竈神社裏坂)
展示時間 10:00~18:00(入場無料)

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